2015年12月24日木曜日

スムスムとポシェタ

気がつけば、季節はまた移ろい。

冬至を迎えたパリ。おひさしぶりです。



今年は暖冬の様相で、なかなか新調したラビットファーコートの出番がありません。
いつになれば大活躍するのでしょうか。


こんな緩やかな冬の始まり方、まるで私がかつて暮らしていたモロッコのマラケシュみたいだから、ついついマラケシュへと気持ちが飛んでしまう。




メディナの猫たちは元気かな。



今日もきっとマジョレル庭園の青がひときわ眩しいのだろうな。




モロッコの女性はみんなとてもカラフル。

民族衣装のジュラバに合わせて、頭に纏うフラーやバッグに靴。

それらを思いつかないような意外性のある色合わせでコーディネートしていて、とっても刺激的。

その様子を写真をお見せしたいですが、モロッコの女性を写真に収めるのは、宗教上の理由から控えておりますので、手元にはないので。。。

代わりにこちらで。




んなモロッコの女性たちのたしなみと、スパイシーな色彩、そして伝統装飾技術をポーチにぎゅっと閉じ込めたのが、当店ChatRubisでお馴染みのスムスムポシェタ

スムスムのFacebookページ写真でご紹介しますね。
ポシェタは、モロッコの織物で作られた、昔ながらの伝統的な装飾技術が盛り込まれた手作りのポーチ。



唯一無二な色使い、それがスムスムらしさ。




大きめなタッセルがゆらゆら。それがスムスムのポシェタのチャームポイント。



パリとマラケシュに在住する日本人ふたりによるクリエーションユニットのスムスム。

ブランド名は、かの有名な呪文「ひらけごま!」の「ごま」から。

「ごま」はアラビア語で「スムスム」と言います。語呂が良くて覚えやすいアラビア語ですね。


スムスムWEBサイト:http://www.semsem-paris-marrakech.com


なにをかくそう、このブログを書いている私がスムスムの片割れで、Facebookページでおなじみの「スムスム@Paris」なのでした。

今から7年ほど前に、偶然に目にしたモロッコの織物に一目惚れ。
旅行でさえも訪れたことのないモロッコに、ただ、その織物に惚れたという理由だけで一念発起して、モロッコのマラケシュへと移住し、伝統工芸品に携わる仕事をしていた私。


時を経て、これまたもともとご縁のあるパリに引っ越したわけなのですが、


とあるきっかけから、マラケシュに暮らす大親友とスムスムを立ち上げたのが2014年のことでした。

モロッコの織物に魅せられていた私たちは、阿吽の呼吸でクリエーションユニットを結成したのでした。


忙しくて旅行にもなかなか行くことができない日本の頑張り屋さんの女性たちへ。

ひとたびスムスムを身につければ、日常の生活のなかで「ひらけごま!」の呪文と共にイマジネーションの旅へとでかけられるように。そんな気持ちでものづくりをしています。


ポシェタは、ひとつの角だけがカーブした独特のフォルム。



ひとつひとつ。


モロッコはマラケシュの工房にて、職人による手作りの品。




この工房でポシェタは生まれています。




MサイズとLサイズの2種類ありまして、




こちらはMサイズ。お化粧ポーチとしてはもちろんのこと、パーティスタイルにもぴったり。



Lサイズ。カジュアルな装いにもぴったりです。たっぷり入るので気楽に日常使いに。



シンプルなお洋服に、ポシェタを持つだけで世界観がぐぐっと一気に広がります。

ポーチだけど、ポーチだけでは終わらない存在感。

クラッチ使いもできるので、さらに活躍する日が増えること間違いなしです。


そうそう、アラビア語でポーチのことを「ポシェタ」と言います。

今日は「スムスム=ごま」と「ポシェタ=ポーチ」、2つのアラビア語が覚えられましたね。



暗くなりがちな冬の装いに。

スムスムポシェタで、ピリっとスパイス効かせませんか。


当店、ChatRubisオンラインショップでは、現在ポシェタ4種を発売中。これからどんどん色柄が増えていきますので、お楽しみに。



           ***

パリっ子のシューベルトと雪ちゃんは、1日に2回の甘噛みごっこで、二人の関係にスパイス投入。普段はこんな感じで。まんまる仲良し。





みなさま。素敵なクリスマスを!




☆Joyeux Noël☆

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